甲状腺機能低下症の食事はヨードに注意

甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの不足が原因で起こる病気なので食事は、甲状腺ホルモンの原材料のヨードを多く含む食品をたくさん摂ったほうがいいと勘違いされてる人がいます。でもそれは逆で甲状腺機能低下症の人は、機能が低下している状態でヨードを過剰に摂るとさらに機能が低下する懸念があるのです。

日本では、海草や海藻(昆布、ワカメ、海苔、ひじきなど)の摂りすぎで甲状腺機能低下症になる人が多いほどです。海草や海藻に含まれるヨードは、甲状腺ホルモンの原材料ですが、慢性甲状腺炎(橋本病)の人の中にはヨードを摂りすぎると却って甲状腺ホルモンが作れなくなる人がいます。こういう場合、海草を逆に摂らないようにすると機能が正常 になり甲状腺ホルモン剤が必要でなくなります。

日本は海に囲まれてるのでヨードを含んだ食材にあふれてます。摂らないようにするのが難しいくらいです。ヨード含有が最も多いのが昆布は避けたほうが良いです。昆布だしもそうです。次にひじき。海苔、ワカメ、寒天などに比べてヨードが多いですが、気をつけるくらいでよいでしょう。

甲状腺機能低下症と甲状腺機能亢進症の人もできるだけ化学物質を避けてカフェインを含むコーヒーや、アルコールも控えます。カフェインはコーヒー以外にもお茶や紅茶にも含まれているので注意しましょう。
 

甲状腺機能低下症の症状はうつに似ている

甲状腺機能低下症は、甲状腺機能亢進症のバセドウ病とは反対です。症状は、ゆっくりと徐々に進行します。高齢者は、うつに似た症状が出るので区別がつけにくいです。甲状腺ホルモンが不足して発病するわけですから新陳代謝が低下して表情が乏しく声がガラガラとかすれて話す口調もゆっくりになったり、まぶたは腫れて垂れ下がり目と顔が浮腫んだように腫れます。

甲状腺機能低下症の特徴的な症状は体重がそれほど食べてないのに増加して便秘気味で冷え性になります。無気力で、ボーっとした症状が見られ老けていく症状です。思考力が落ちて痴呆に似た忘れっぽくなったり、体が押しても元に戻らないほど浮腫んで脱毛もみられいつも眠気がある症状です。

寒がりで皮膚はキメが荒く乾燥してうろこ状に厚くなることもあります。脈拍は遅く手の平や足の裏側が少し黄みががって眉毛の両端が抜けたりします。中には手がうずいて手根管症候群になり痛みを感じる人もいます。高齢者は、痴呆、アルツハイマー認知症と間違われることが多い症状です。

症状がゆっくりと出ると言いましたが、脈がゆっくりと遅いので循環器科とか腫れて浮腫んでるので腎臓科、皮膚がガサガサなので皮膚科、動きが鈍く反応に遅いので精神科にまわされることもあるそうです。

甲状腺機能低下症の原因と橋本病

甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンが不足した原因のためにおこる病気と言われてます。甲状腺機能低下症は、自己免疫疾患の病気です。この免疫疾患は甲状腺を攻撃する抗甲状腺抗体ができて起こるものです。

自己免疫障害が原因で甲状腺がやられる橋本病は、甲状腺が慢性炎症を起こしてしまい機能が低下するのです。橋本病のことにふれていきますが、免疫に関わってる二つのリンパ球には、Tリンパ球とBリンパ球があります。そのもの自体が敵をやっつけることで免疫の役割を果たすのはTリンパ球。敵が襲ってきたと感じると新しく抗体を作ってその抗体に敵をやっつけさせるのがBリンパ球です。

橋本病は、Tリンパ球が自己免疫的に働くので 甲状腺の濾胞(ろほう)細胞が傷めつけられてしまうことが原因で橋本病は、発病するのです。このときにBリンパ球も甲状腺にある酵素を抗原と勘違いして抗ベルオキシダーゼ抗体(TPOAb)を作って甲状腺ホルモンの元となる抗原を間違えて抗サイログロブリン抗体(TgAb)を作り出して甲状腺の細胞を破壊していくのです。この橋本病は初めのうちは症状が現れにくいという特徴があります。

甲状腺が自己免疫障害によって攻撃される橋本病では、甲状腺が慢性炎症を起こして機能が低下します。ヨード不足で甲状腺ホルモンの元となるヨードがつくれないことが原因になります。ほかに手術や放射線治療で甲状腺を止む無く取ってしまった場合に医源性の甲状腺機能低下症となります。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。